長崎市は2013年度から禁煙サポート事業に取り組んでおり今年度は50人に対し「ニコチンパッチ」を使った禁煙サポート事業を実施します。

「ニコチンパッチ」は貼るタイプの禁煙補助薬の一つです。持続的に体内にニコチンを入れるので離脱症状を弱めるとされており、量を徐々に減らしていく事でニコチン依存から抜け出すことをサポートします。

禁煙の離脱症状は、禁煙開始から2~3日をピークに10日から2週間程度続くとされており、厚労省によりますと自力での禁煙に比べてニコチンガムでは1.5倍、ニコチンパッチは1.6倍、禁煙成功率が高まると報告されています。(画像は厚労省HPより)

長崎市では今年度公募で選んだ50人に対し、8週間の禁煙プログラムの半分にあたる4週間分およそ約1万円分のニコチンパッチ購入費を助成します。

50人は禁煙に関する知識が豊富な薬剤師のサポートを受けながら、残りの4週間分は自費で賄い禁煙に挑戦します。

昨年度は挑戦が終了した2か月後に実施したアンケートで、回答があった25人のうちおよそ6割にあたる15人が「禁煙に成功した」と回答したということです。

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