おととい24日に起きた脱線事故の影響で、一部区間で運休していた肥薩おれんじ鉄道は、26日の始発から全線で運転を再開しました。

この事故は、24日午前、鹿児島県出水市の肥薩おれんじ鉄道・野田郷駅のホームの手前で、新八代発・川内行きの1両編成の前輪が脱線したものです。

事故を受けて、現場では国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が調査し、出水と川内の間で運休していましたが、安全が確認されたことから、26日の始発から運転が再開されました。

(高校生)「通学とかでも使えなくて心配だったが、動いてくれて安心した」

(女性)「朝早いので数も少ないので運行してもらってとっても助かる」

運輸安全委員会は、およそ1年後をめどに調査報告書をまとめ、国土交通大臣に提出することにしています。

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