依頼を受けて知人2人の確定申告書等の税務書類を作成し、税理士資格もないのに税理士業務を行ったとして新潟県三条市の男が逮捕されました。

税理士法違反(税理士業務の制限)の疑いで逮捕されたのは、三条市島田に住む会社役員の男(76)です。

警察によりますと、男は税理士ではなく、かつ法律に別段の定めがある場合でもないのに、今年1月初旬から3月中旬までの間、知人からの紹介を受けた新潟県内に住む2人から依頼を受け、確定申告書等の税務書類計2通を作成し、税理士業務を行った疑いが持たれています。

税理士法では、税理士や税理士法人でない者が、原則として「税理士業務」を行うことを禁止していて、関東信越国税局から「税理士資格を持っていないのに税理士業務を行っている者がいる」などと警察に情報提供があり、捜査していたということです。

調べに対し、男は「税理士の資格がないのに税理士業務を行ったことは間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は税理士業務を行ったいきさつや、他にも同様の行為を行っていないかなど詳しく調べています。

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