25日午後、北アルプスの富山県側の鷲羽岳で山梨県の自営業の男性が登山道から転落し、病院に搬送されましたが死亡しました。

25日午後1時20分ごろ、北アルプス有峰の鷲羽岳の西側、標高およそ2420メートルの登山道で山梨県北杜市の自営業、中村光次さん(69)が、およそ5メートル下の沢の河原に転落しました。

一緒に登山をしていた知人女性が呼びかけましたが、応じなかったことから、他の登山者を通じ富山県警の山岳警備隊に救助要請。

中村さんは富山県警のヘリで病院に搬送されましたが、およそ4時間半後に死亡が確認されました。

現場は横幅1メートルほどの狭い登山道で、警察によりますと知人女性は、中村さんが左足を踏み外して転落したように見えたと話しているということです。

中村さんは24日、知人女性と2人で岐阜県側から入山し、水晶小屋などを経由して28日下山する予定でした。

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