三菱重工業はH2Aロケットの最後の機体となる、50号機の胴体部分を報道陣に公開しました。


「こちらが最後のH2Aロケットです。全ての機体を組み合わせると全長53メートルになります」

25日、愛知県飛島村の三菱重工業の工場で報道陣に公開されたのは、H2Aロケットとしての最後の機体、50号機の胴体部分です。50号機は長さ53メートル直径約4メートルで、海面の水温など水に関わる情報や温室効果ガスを観測する衛星を乗せて打ち上げられる計画です。

(三菱重工業の穎川健二さん)「最終号機だからといって過剰に意識することなく、確実に打ち上げ成功につなげていきたいと思う」

公開された機体は、27日以降、鹿児島県の種子島宇宙センターに運ばれますが、打ち上げの時期については調整中だということです。
H2Aロケットはこの50号機の打ち上げで運用を終え、今後はH3ロケットに完全移行する予定です。

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