福岡県筑紫野市に住む82歳の女性がNTTカスタマーセンターを名乗る男らからあわせて3100万円をだまし取られました。
警察によりますと、今月1日、筑紫野市に住む82歳の女性宅にNTTカスタマーセンターを名乗る男から「犯罪グループがあなたの名前を使って携帯電話を契約している」と電話がありました。
その後、警視庁の警察官を名乗る男が「あなたの口座が資金洗浄に使われており、口座凍結される恐れがある」と発言。
さらに検事長を名乗る男から銀行口座と預金残高を聞かれたうえで「口座にあるお金を金融庁が調査するので、指定口座に振り込んでもらいたい」と言われたということです。
女性は今月6日から24日にかけて16回にわたり合計3100万円を指定された口座に振り込んだということです。
女性が男らから警察署で話し合いを行うと言われ、25日に来署したことで事件が発覚。
女性は来署時、被害に遭っていることに気づいていなかったということです。
警察は「電話でのお金の要求はすべて詐欺」「面識のない人にお金を振り込んではいけません」と注意を呼びかけています。
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