警視庁
医師免許を取り消されたのに、東京・新宿の「深山会クリニック」で診察をしたとして、警視庁四谷署は２５日、医師法違反の疑いで新宿区新宿５丁目、元医師林道也容疑者（７７）を逮捕した。署によると、「弁護士が来るまで黙秘します」と話している。 厚生労働省は２０２３年２月、患者に必要のない薬を処方し薬代をだまし取るなどしたとして、免許を取り消していた。署は、取り消し後に少なくとも６０人に医療行為をしていたとみている。処方箋を交付する際はクリニックの非常勤医師の名前を使っていたという。 逮捕容疑は２３年４～８月ごろ、５回にわたり、当時３０～５０代の男女５人に診察などをした疑い。
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