岐阜県恵那市のリニア中央新幹線のトンネル掘削工事現場にある観測用井戸で基準値を超える有害物質が検出されながら、県や市への報告が遅れた問題で、JR東海は25日、施工した共同企業体(JV)や検査機関が基準を誤認していたことが原因と明らかにした。結果を受け取ったJR東海も気付かなかった。  JR東海によると、4月の水質検査で六価クロムが基準値超で検出されたが、県と市への報告は6月だった。対策として、JR東海はJVを指導し、報告を受けたデータを再確認する。


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