総務省は25日、2023年住宅・土地統計調査の確定値(10月1日時点)を公表した。全国の空き家の数は今年4月の速報値時点より2千戸多い900万2千戸で、過去最多だった。住宅総数に占める割合は13・8%で速報値と同じだった。賃貸用や別荘などを除いた使用目的がない空き家に限って見ると、385万6千戸あり、全体の5・9%を占めた。  使用目的のない空き家は5年前の前回調査から36万9千戸増加。一戸建てが285万1千戸で最も多い。住む人が長期間おらず、倒壊の危険や景観悪化などの懸念から、行政による空き家対策の主な対象となる。


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