在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍は25日、「沖縄でのアルコール基準の強化」とする声明を出した。2016年に在日米軍基地内で運転する際のアルコール基準値を、日本の基準と同レベルに厳格化していたとする内容で「沖縄のコミュニティーと良い関係を維持する努力だ」とアピールしている。  沖縄県では米兵による性的暴行事件が相次ぎ、米側は7月、米兵らが基地を出る際の飲酒チェック強化を打ち出した。今回の声明には、飲酒運転対策を強調することで、県民からの厳しい視線を和らげる目的もあるとみられる。


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