石川県輪島市に設置された災害廃棄物の仮置き場に運び込まれるごみ=25日午後

 石川県能登半島を襲った記録的豪雨で、浸水被害や土砂災害に伴って発生した災害廃棄物の仮置き場での受け入れが25日までに、輪島市などで始まった。被災地は元日の地震で倒壊した建物の解体、がれきの搬出を進める中で水害への対応も必要となり、復旧への支障が懸念される。  県や消防などによると、死者は9人、行方不明は2人。安否不明者は25日午後4時時点で5人。道路状況の改善に伴って孤立状態の集落は減少しつつあり、警察や消防が捜索を続けた。  災害廃棄物の仮置き場は、輪島市が市中心部と大きな被害が出た町野町地区の2カ所に設置した。門前町地区は地震で発生したゴミと同じ集積所を活用して収集する。


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