小学校内の工事現場から工具を盗み、他人になりすまして売却したとして30代の土木作業員の男が逮捕されました。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、熊本市南区野口に住む土木作業員の男(31)です。
男は2024年8月28日、熊本市東区の小学校での工事現場で15万円相当の建設工具を盗み、この日のうちに他人名義の会員カードを使って熊本市内のリサイクルショップで売却した疑いが持たれています。
この工具は「プレートコンパクター(転圧機)」と呼ばれ、砂や砂利を押すことで締め固めるものです。
警察によりますと、9月5日に工事関係者が被害届を出し、警察が捜査の中でこの転圧機を発見。その後、防犯カメラの捜査などで男を特定したということです。
男はこの学校の工事に下請け業者として関わっていたということですが、警察は、売却した金額や他人名義の会員カードの入手経路などについて明らかにしていません。
男は警察の調べに対し、「間違いない」と容疑を認めているということです。
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