防災を学ぶ教材は「かるた」です。
外国人技能実習生に日本の防災について楽しく学んでもらおうと、かるたを使った防災研修会が鳥取県鳥取市で開かれました。

参加者が取り合ったのは「かるた」。
読み札には防災に関する知識や心構えなどが書かれ、絵札にはそれに合うイラストが描かれています。

鳥取市で開かれた「防災かるた」を使った研修会は、近年、大規模な地震や台風などの自然災害が頻発していることから、外国人にも防災に関する知識を学んでもらおうと、鳥取県国際交流財団が出前講座として実施しました。

24日は、9月にミャンマーから来日したばかりの技能実習生17人が参加し、4つのグループに分かれ、かるたを楽しみながら防災について学びました。

参加者
「とても楽しかったです。そして、いろいろな知識もありました」

鳥取県国際交流財団 蓼本宏一 統括マネージャー
「地震や大雨の少ない国から来られる方も多いですし、まずは自分の身を守る、そういったことを心掛けてもらうことで、有事の時に冷静に対応できるのではないかと思います」

研修会ではこのほか、防災に関するクイズや防災グッズの説明などもあり、参加者は防災意識を高めていました。

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