山口県は24日、宇部健康福祉センター管内にある未就学児施設で、腸管出血性大腸菌感染症・O157の集団感染があったと発表しました。県・健康増進課によりますと、これまでに女の子2人、男の子1人の合わせて3人の感染が確認されています。(9月20・21日に診断)
腹痛や下痢、血便、おう吐や発熱といった症状がありましたが、いずれも重症ではなく回復傾向にあるということです。
原因は不明で、県は、患者の行動を調べる疫学調査や患者の家族や施設関係者の健康診断の実施などの防疫活動を行っています。O157などの腸管出血性大腸菌感染症は5月から10月にかけて患者数が増える傾向にあり、県は十分な手洗いや食品の十分な加熱などの感染予防対策を呼びかけています。
同じく宇部健康福祉センターの管内では、今月13日、別の未就学児施設で腸管出血性大腸菌感染症・026の集団感染が発生しました。
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