23日早朝、北海道釧路市の春採湖で泳ぎ、死亡した男性は、住吉会系の暴力団幹部とみられることがわかりました。

 23日午前5時半ごろ、釧路市柏木町の春採湖で、目撃した通行人が「湖で、泳いでいる人がいるよ」と、別件で近くにいた警察官に伝えました。

男性は上半身裸で泳ぎ、警官の目の前で水中に沈む

 警察によりますと、泳いでいたのは上半身裸の男性で、警察官が声をかけたものの、目の前で水中に沈み、行方がわからなくなりました。

ダイバーが救助も、死亡確認

 その後、消防のダイバーなどが捜索し、午前11時ごろ、湖底から男性を救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

住吉会系の暴力団幹部か

 警察は同日深夜、死亡した男性の身元について、釧路町に住む53歳の無職と発表しましたが、関係者によりますと、住吉会系の暴力団幹部とみられることがわかりました。

当時の気温は10℃前後

 複数回の逮捕歴も確認されていますが、警察は10℃前後の気温の中、なぜ、上半身裸で泳いでいたのかなど、引き続き調べをすすめています。

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