重い病気の子どもや家族が滞在できる施設「こどもホスピス」について理解を深め、支援につなげるためのセミナーが盛岡市で開かれました。

このセミナーは奉仕団体「ライオンズクラブ」の活動を岩手県内各地で行う会員やその家族が企画したものです。
20日は、県内で難病や小児がんの子どもとその家族のニーズに応え、滞在することができる施設「こどもホスピス」の開設に取り組む工藤美穂さんが講演しました。

工藤さんは2022年4歳の長男を心臓病で亡くし、2024年5月に自身の経験から「一般社団法人いわてこどもホスピス」を立ち上げました。
長男が入院中の苦労や一時退院で作った思い出を紹介しながら、県内にこどもホスピスを作るために協力を呼びかけました。

県内のライオンズクラブは今後、いわてこどもホスピスの活動に対して寄付金を送ることにしています。

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