富山県氷見市の林市長の辞職に伴う市長選について、自民党氷見市支部は富山県職員で経営管理部次長の菊地正寛氏を候補者に1本化し推薦することを決めました。

自民党氷見市支部は20日朝、役員会を開き、次期市長選の候補者に県職員で経営管理部次長の菊地正寛氏を推薦することに決めました。

菊地正寛氏:「まずは自民党の方で選考いただけたということで非常にありがたく思っております。氷見市のために全力でがんばりたいという決意であります」

菊地氏は氷見市出身の56歳。明治大学を卒業後、県庁に入庁し、新型コロナの対策部門の課長や広報・ブランディング推進室長などを務めていました。

自民党氷見市支部は、自薦・他薦で候補者を募り選考を進めてきましたが4人の候補者から行政経験が豊富で国や県に太いパイプがある菊地氏を選んだとしています。

自民党氷見市支部 嶋田茂支部長:「震災の復旧・復興、林市政はスピード感を持って取り組んでいただいた。その後をしっかり引き継いで行かれる方。窮地の氷見市でありますので市民、そしてほんとに市の職員がこの人ならついていけるオール氷見で行けるそういった方を選んだわけであります」

菊地正寛氏:「何か復旧・復興で氷見の役に立てないかなということを思い続けてきました。氷見のお役に立てる絶好のチャンスだということで決心をさせていただいたと」

菊地氏は20日付けで県を退職し、今後、具体的な政策などを決めていきたいとしています。

菊地正寛氏:「もし私がということになれば林市長の思いをしっかりと引き継いで林市長がまかれた種、これをしっかりと芽吹かせて花を咲かせたい。それに全力を尽くしたいというふうに思っております」

氷見市長選挙をめぐっては今のところほかに目立った動きはなく10月20日告示、投開票は知事選と同じ10月27日です。

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