山梨県が研究を進める県内への空港整備について。

県は新千歳、福岡、那覇の3つの空港の路線で航空会社が参入し、路線成立の可能性があるとしました。

県はリニア開業を見据え県内に小型機やプライベートジェットなどが離着陸する空港整備の可能性を研究していて、20日は有識者らによる会議で需要調査の結果を公表しました。

調査はLCC=格安航空会社の180席程度の小型ジェットで最低1日1往復して1回あたり70%以上の座席が埋まる=年間9万2000人以上の利用がある路線を「需要がある」と仮定。

利用予想を2030年を基準に推計したところ、北海道の新千歳、福岡、沖縄の那覇の3つの空港の路線で航空会社が参入し、路線成立の可能性があるとしました。

一方、空港を整備できる地形条件の29の候補地を調べたところ、いずれも現在ある物件の移転や飛行機が離着陸する経路の設定に課題があるということです。

県は今後も研究を続けるとしています。

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