去年10月、新地町の自宅で父親を暴行し死亡させた罪に問われた男の裁判で、福島地裁は、懲役5年6か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、新地町の無職・山木秀芳被告(39)です。判決によりますと、山木被告は去年10月、新地町の自宅で同居していた父親の胸を殴り、背中を蹴るなどの暴行を加え、死亡させました。
20日の判決公判で福島地裁の島田環裁判長は「犯行は非常に危険で悪質」と指摘。その一方で、日常的に暴力を加えたことがなかったことや、被告には精神的な疾患があり「一定程度、刑事責任を軽減する理由がある」として、懲役9年の求刑に対し、懲役5年6か月の実刑判決を言い渡しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。