兵庫県の斎藤知事をめぐる一連の問題は最大のヤマ場を迎えることとなりました。この後、兵庫県議会で不信任案が提出され、可決される見通しです。

先ほど、兵庫県議会で不信任決議案の動議が出されました。この後、不信任案が提出され、記名投票で採決が行われる見通しです。

可決が確実な情勢で、斎藤知事は辞職をするか、10日以内に議会を解散するか、解散しなければ失職するかの判断を迫られることになります。

斎藤知事はけさ、「不信任案が成立した場合には自分としてどのような判断をしていくべきか、様々な選択肢というのを考えていく」と話した上で、「4年間しっかりやってほしいということだったので、それをやりたいという思いです」と、続投の意志を示し続けていて、議会解散の可能性を排除していません。

不信任案の可決後に知事が議会を解散した例は過去に一度もなく、その決断が注目されます。

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