この週末、9月2回目の3連休を迎える人も多いのではないでしょうか?まだまだ残暑は続きそうですが、家族みんなで“食欲の秋”を楽しめる「○○狩り」スポットをご紹介します。

もぎたて梨が「食べ放題」

田中洋平リポーター「まずは秋の果物の代表格『梨』を思いっきり狩れる場所です」

熊本市内中心部から20分ほど、西区河内町にある観光農園『優峰園フルーツランド』では6種類の梨が栽培されていて、それぞれ熟す時期も違うことから、8月から10月まで梨狩りが楽しめます。

田中リポーター「いまはどんな品種になるんでしょうか?」
優峰園フルーツランド​ 秋吉雄太さん「いまは『秋月』という品種になっております。三連休の9月16日までとなっております」
田中リポーター「その後は?」
秋吉さん「『新高』という品種に切り替わります」
田中リポーター「新高!」

ここの梨狩りは、大人2200円で食べ放題。 制限時間は土日祝日だと60分、平日に至っては無制限なんです。

秋吉さん「採りかたは、しっかりと梨を持っていただいて、グッと上げていただく。すると簡単に採れますので」
田中リポーター「これを上にあげる。こう?(梨を採って)お!本当に簡単。力いらないです」
秋吉さん「そうですね」 
田中リポーター「わぁ綺麗!ツヤツヤ、ピッカピカじゃないですか」

採った梨は、ここで食べていくのが食べ放題のルール。 トレイとナイフを貸してもらえるので、もぎたての瑞々しい梨をその場で剥いていただきます。 持ち帰る場合は「買取 ※1㎏ 900円(税込)」になるので、お腹と相談しながら梨狩りを楽しむようにしましょう。

田中リポーター「(梨の試食)ん~!もう、どんどん果汁が溢れてきます。おいしい!畑を歩いて収穫して、そして汗をかいていただくっていう、何より幸せですね」 

梨スイーツでさらに満足

梨狩りで火照った体を冷ましたいという人には、2023年夏に敷地内にオープンした『フルーツマルシェUFO』もオススメ。 季節のフルーツを使用した冷たいスイーツが名物で、今はもぎたての梨を使用した「梨サンデー」がいただけます。

田中リポーター「楽しい、おいしい。それから、自然の中に入っての開放感。いい季節ですだなぁって本当に思います」

梨狩りは気候にもよりますが9月いっぱいまでが目安。 それ以降は、みかん狩りや柿狩りが楽しめますよ。

珍しい!ピーマン狩りでおいしさ再発見

熊本市内から車で1時間半ほど、錦町にある『モエ・アグリファーム』では、年間で30種類以上のオーガニック野菜を栽培しています。 ここで、今年から始めたばかりの収穫体験とは?

モエ・アグリファーム 越替誠さん「ここはピーマンの畑になります」
田中リポーター「ピーマン!ということは、ここで体験できるのはピーマン狩り?」 
越替さん「そうです」
田中リポーター「ピーマン狩りができるって初めて聞きましたね」
越替さん「そうですね」

夏野菜として知られるピーマンですが、こちらでは10月初めごろまで、珍しいピーマン狩りが体験できます。

越替さん「ピーマンがどのように実をつけるのか、わからない子たちも多い。そういう子たちに向けて、食育の一環といいますか、出荷までの流れというのも一通り伝えられたらなと」

ピーマン狩りは予約制で、個人でもグループでも楽しめます。 所要時間は約60分。料金は700円で1キロほど入る袋いっぱいに摘み取って持ち帰ることができます。

とれたてピーマンは「甘い」!

田中リポーター「例えば畑で食べるってことはできるんですか?」 
越替さん「できます、できます」
田中リポーター「(生でかじる)甘い!甘い!苦味は全然ないです。中がしっかり入っている感じがしますよね、ワタっていうんですかねこれ。これも食べても全然苦味もないですね」

ピーマン狩りに来た子供たちも生で食べていたというピーマン。 質問すればプロならではの美味しい食べ方も教えてくれますよ。

今回特別に作ってもらったのが、醤油で煮た「ピーマンの煮びたし」。

田中リポーター「うわっ、ちょっと待って。丸のまま?」 
モエ・アグリファーム 日隠直子さん「はい、いってください」
田中リポーター「ヘタまで付いてるから、ほら。(試食)うま~い!とろとろ。中のワタも、ヘタも全部そのままってことでしょう?」 
日隠さん「何もしてないです」
田中リポーター「すごくお出汁をしっかり吸ってますよね」
日隠さん「そうですね。ちょっと包丁で切れ目を入れて煮るだけなんですよ」

作り方は、合わせ調味料(醤油・酒・みりん・砂糖)を入れ、落し蓋をして10分ほど煮込むだけ。

甘みがあるピーマンなので、塩胡椒と醤油で炒めるだけでも、食卓を飾る一品になりますよ。

田中リポーター「自然の恵みを感じられて、味わえて。もう本当最高の体験ですね」
日隠さん「ぜひ皆さんに、楽しい思い出を作っていただければと思います」
田中リポーター「いいと思います!」

自分の手で収穫した新鮮なを果物や野菜を食べられるのは、旬ならではの体験です。子どもたちにとっては、食べ物のおいしさに気づき、苦手を克服するきっかけになるかもしれません。

休日は家族で思う存分、“食欲の秋”を堪能してみては?

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。