3位ロッテとの直接対決・第2戦。勝てば順位をひっくり返せる楽天は3回、ランナー2塁で小深田が送りバントを試みると、ロッテ田村が転倒し、悪送球。この間にランナーが返り先制します。

楽天の先発は初の10勝を狙う藤井。いい立ち上がりから迎えた4回、ポランコにバックスクリーンへの一発を浴びてしまいます。

しかし、CS進出へ執念を見せる楽天はその裏満塁から押し出しで1点を上げるとさらに9番・太田。レフトへのタイムリー。なおもフルベースのチャンスを作り、村林。ライトへ弾き返しこの回4点目。点差を5に広げます。

大きな援護をもらった藤井は毎回ランナーを出しながら6回を投げ94球、失点1。勝利投手の権利を得てマウンドを後にします。

その後継投に入ると9回には宮森。最後のバッターをショートゴロに打ち取り、8対1の完勝。ロッテとの2連戦に連勝し楽天はこれで5連勝、単独3位に浮上しおよそ2か月ぶりのAクラス復帰です。

楽天 藤井聖投手:
「とにかくもう、本当に選手、スタッフ、首脳陣、全員、絶対にCSに行くんだと強い思いで毎日やっているのでこれからも熱い熱い応援をよろしくお願いします」

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