軽自動車を運転中に原付バイクと衝突、バイクを転倒させて運転手が大けがを負ったにも関わらず逃げたとして、90歳の無職の男が18日、琴浦大山警察署に逮捕されました。
過失運転致傷と道路交通法違反(救護措置義務違反・事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、島根県松江市に住む無職の男(90)です。
警察によりますと、男は16日午後6時50分頃、鳥取県大山町の国道を軽自動車で走行中に、前方の、車線左脇を走っていた原付バイクに衝突。バイクは転倒し、乗っていた男性(30代)が負傷したにも関わらず、救護等の措置を講じずに現場から走り去った疑いが持たれています。
現場近くにいた通行人が警察に、「ひき逃げ事件が発生した」という旨の通報をし、所要の捜査を行った結果、男の犯行が明らかになったとして、18日逮捕しました。
原付バイクの男性は、右膝を陥没骨折するなどの大けがを負いました。
現場は片側一車線の直線道路で、男の車は、助手席側のドアが破損するなどしていたということです。
男は調べに対し、「バイクと交通事故をしていません」と容疑を否認しています。
警察が経緯や動機などについて、詳しく調べています。
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