新型コロナの影響で業績が悪化した医療法人などに対し、無登録で融資を仲介したとして、独立行政法人「福祉医療機構」の元理事の男ら3人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、みずほ銀行の元役員で独立行政法人「福祉医療機構」の元理事・三浦由博容疑者（67）ら3人です。
「福祉医療機構」は新型コロナ対策の公的融資を行っていましたが、3人は2020年、都内の医療法人など5法人があわせて10億円にのぼるこの融資を受けられるよう無登録で仲介した疑いがもたれています。
警視庁によると、3人は業績が悪化していた医療法人などに対し「審査の優先順位を上げられる」と勧誘し、手数料およそ1億1000万円を受け取っていたということです。
警視庁は、3人が同様の手口でおよそ40法人からあわせて5億円ほどを受け取ったとみて、余罪を調べています。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
