東京メトロのグループ会社が列車の車輪を組み立てる際にデータの改ざんをしていた問題で、国土交通省はきょう、立ち入り検査を行う方針です。

東京メトロはきのう、グループ会社の「メトロ車両」が車輪を組み立てる作業中に、基準を超える圧力をかけていたにもかかわらず、基準値に収まるようデータを改ざんしていたと発表しました。

これを受けて、国土交通省は不正を行っていた「メトロ車両」についてはきょう、東京メトロ本社についてはあす、立ち入り検査を行うことを決めました。

一方、きのう、東京都も都営地下鉄三田線や新宿線、都電荒川線などあわせて156両で、組立作業時にデータが改ざんされていたと明らかにしています。

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