群馬県高崎市で9歳の女の子が警報器と遮断機のない「第4種踏切」で電車にはねられ、死亡した事故を受け、群馬県は県内すべての第4種踏切を廃止か改良する方針を明らかにしました。
今月6日、高崎市にある上信電鉄の警報器と遮断機のない第4種踏切で、9歳の女の子が電車にはねられ、死亡しました。
群馬県はきょう、この事故を受けて、県内の13市町村にある74か所の第4種踏切を2029年度末までに廃止するか、警報器と遮断機のある「第1種踏切」に改良する方針を明らかにしました。
群馬県は今年6月末までに、JRと私鉄あわせて4社と13市町村に対し、廃止か改良を検討するよう依頼するとしています。県によりますと、鉄道4社と13市町村は、この依頼に応じる意向を示しているということです。
県は「人命に関わる重要な問題なので、迅速に進めていきたい」としています。
第4種踏切をめぐっては、上信電鉄が通る高崎市と富岡市が事故を受け、市内にあるすべての第4種踏切を廃止すると明らかにしていました。
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