富山県朝日町や氷見市など5つの市と町が「消滅可能性自治体」とされたことを受けて新田知事は25日、県と15市町村のワンチームで人口減少問題に取り組みたいと述べました。
富山県 新田知事:「ある意味では数字は冷たいかもしれませんけど、一つの考え方、データに基づいた考え方を言われたことはこれは意義があることですし、我々としてはそれはしっかりと真摯に受け止めたいと考えております」
「人口戦略会議」は24日、2050年年までの30年間で20代と30代の若い女性が50パーセント以上減ると推計される「消滅可能性自治体」として全国の744の自治体を公表しました。
富山県内では、氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町が「消滅の可能性がある」とされました。
これに対し新田知事は「人口減少は全国規模の課題だと考えている」とし、政府の動向も見守りつつ市町村と連携して人口減少対策に取り組む考えを示しました。
富山県 新田知事:「本県の人口も今月、100万人を切るのではないかと見込んでおります」「県としてもサポートするものはする。一緒にやることは一緒にやる。そうやって15市町村と富山県、16自治体ワンチームになって取り組んでいきたい」
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