北アルプス奥穂高岳で63歳の男性が下山中に滑落し、足や鼻の骨を折るなどの大けがをしました。

18日午前6時半ごろ、奥穂高岳の標高およそ2800メートルのザイテングラート付近で、和歌山県橋本市の63歳の会社員の男性がおよそ10メートル滑落しました。

他の登山者が消防に救助を求め、男性は、午前8時半過ぎに県警ヘリで松本市内の病院に搬送されました。

男性は、足や鼻の骨を折るなどの大けがだということです。

男性は16日に一人で上高地から入山し、18日は奥穂高岳から涸沢へ向けて下山中だったということです。

奥穂高岳のザイテングラートでは、同じ18日の午前5時過ぎに、東京都品川区に住む52歳の男性が、およそ30メートル滑落して大けがをしています。

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