JR東海は、リニア新幹線のトンネル工事が原因とみられる地盤沈下が確認された岐阜県瑞浪市で、家屋の調査を始めました。

大内延男さん
「ここがものすごく(地盤)沈下しちゃった。15センチくらい。基礎(の高さ)まであったけれど…」

リニア中央新幹線のトンネル工事現場近くにある瑞浪市大湫町のこちらの男性の家では、今年7月ごろから敷地の一部が2センチほど沈み、コンクリートにひびが入りました。

JR東海のこれまでの現地調査では、井戸などの水位の低下が14か所、地盤沈下が12か所確認されていて、一部の住民からは「扉が開きにくくなった」などの声が上がっています。

JR東海は、きょうから周辺のおよそ60世帯の家屋を調査し、トンネル工事がどの程度影響しているのか、見極めたいとしています。

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