違法な風俗店として使う目的を隠して居住用と偽り、マンションの一室を不正に借りる契約を結んだとして、不動産会社社長の男が警視庁に逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の不動産会社社長・直井延浩容疑者(36)です。

直井容疑者は今年3月、風俗店の経営者らと共謀し、賃貸管理会社に居住用と偽って、東京・中央区のマンションの一室を不正に借りる契約をした疑いが持たれています。

この部屋は、管理会社が一括で借り上げてオーナーが毎月一定の家賃収入を得る“サブリース契約”を結んでいましたが、この契約に反し、実際には違法な風俗店として使われていました。

警視庁によりますと、直井容疑者は複数の風俗店の経営者らから相談を受け、部屋を借りるためにうその申請を提案していたとみられ、取り調べに対し「弁護士と相談してから決めたいです」と供述しているということです。

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