「頂き女子りりちゃん」を称する女が、詐欺で得た金と知りながら飲食代を受け取った罪などに問われた元ホストの男に求刑です。
起訴状などによりますと、田中裕志被告(27)は、「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告が詐欺で得た金と知りながら、ホストクラブの飲食代として3850万円を受け取った組織犯罪処罰法違反の罪などに問われています。
これまでの裁判で、田中被告は起訴内容を認めていました。
17日の裁判で、検察側は「渡邊被告に対し『詐欺は立件されづらい』と助長するような言動をしていた」などとして、懲役3年6か月と罰金100万円を求刑。
一方、弁護側は「田中被告は店に従属的な関係にあり、渡邊被告からの金銭の受け取りをやめられなかった」などとして、罰金刑のない、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は11月7日に言い渡される予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。