宿泊税について、仙台市9月議会の常任委員会では宿泊事業者の理解を得られていないとして、市議から予算の組み替えを求める動議が提出されました。動議は採決の結果否決されました。
仙台市議会の経済環境委員会。「宿泊税」を巡って、市議から「事業者の理解を得られていない」「システム改修など支援策を詰めてから条例案を提出すべき」といった厳しい声が上がりました。
市側は、事業者説明会やマニュアルを整備するとして理解を求めましたが、伊藤優太市議から、予算の組み換えを求める動議が提出されました。
伊藤優太市議:
「宿泊事業者の『拙速だ。額が高すぎる。使途がどのようになっているか不安だ』そういった声がまだまだ解消されていない。よって宿泊税導入事業費については削除し速やかに一般会計補正予算を再提出することを求めます」
伊藤市議は、宿泊者や市民への周知・広報予算およそ900万円の削除を求めましたが採決の結果、否決されました。
仙台市議会9月議会は10月4日まで行われます。
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