パリオリンピックのフェンシングで銅メダルを獲得した大分市出身の江村美咲が16日の全日本選手権で優勝し、4年後に向け第一歩を踏み出しました。

オリンピックではサーブル団体で銅メダルを獲得した大分市出身の江村美咲。16日に行われた全日本選手権ではパリでメダルに届かなかった個人戦で優勝を目指します。

安定した戦いでトーナメントを勝ち上がった江村は、決勝でも冷静にポイントを獲得。序盤から優勢に試合を進めて15対8で勝利し、2年ぶり4回目の優勝を果たしました。4年後に行われるロスオリンピックでの金メダル獲得に向け、力強い第一歩です。

(江村美咲)「結構のびのびと自然体で戦えた1日でした。パリでできなかったのが楽しむことだったので、きょうは楽しみたいなという気持ちで来て楽しめたと思います。さらに強くなってロスに向かっていきたいと思います」

大会には同じくパリでメダルを獲得した大分市出身の敷根崇裕と別府市出身の上野優佳も出場しましたが、ともに準々決勝で敗れました。

県出身のメダリスト3人は今週県内に戻り、祝賀会やイベントでオリンピックの成果を報告します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。