新潟市は17日、能登半島地震の後に亡くなり『災害関連死』と認定されていた市民2人のうち、1人は80代の女性だったと発表しました。

『災害関連死』は、地震などによる直接的な被害ではなく、けがや避難生活による健康状態の悪化が原因で亡くなるものです。

新潟市によりますと、3月と5月にそれぞれの遺族が災害関連死の認定を求めて市に診断書を提出。市は、8月に開かれた審査委員会で2人を災害関連死と認定していました。

新潟市はこれまで災害関連死と認定された2人について、年代や性別などは公表していませんでしたが、このうち1人の遺族の承諾が得られたため発表に至ったということです。亡くなった経緯については非公表としています。

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