兵庫県議会の各会派は、9月19日の議会初日に知事に対する不信任案を可決させるため、17日午後から最終協議に入る予定です。

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを告発された問題では、県議会の全ての会派と4人の無所属の議員、合計86人全員が知事に「即時辞職」を求めていて、19日の議会初日にも不信任案が提出・採決されます。

 可決は確実な情勢ですが、午後から各会派の幹事長らが集まり、不信任案提出のタイミングなどについて最終協議に入る予定です。斎藤知事は続投の意志を示し続けていて、議会解散の可能性を排除していません。

 不信任案の可決後に知事が議会を解散した例は過去に一度もなく、その決断が注目されます。

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