西原町で縄文土器づくりの体験会が開かれ、子どもたちが当時の技術を学びながらオリジナルの土器作りに挑戦しました。

西原町にある県立埋蔵文化財センターでは15日、縄文土器を作りながら当時の人の技術や思いに触れてもらおうと土器づくりの体験会が開かれ、普段発掘調査や遺跡の分析などに携わる専門職員が、子どもたちに当時の手法を用いた土器の作り方を指導しました。


▽県立埋蔵文化財センター 金城貴子主任専門員
「(当時の人が)食べるために、道具の工夫をしていたことを実際に子どもたちにも体験してほしい思っている」

子どもたちが挑戦したのは食べ物の煮炊きなどに使用されたと考えられている「荻堂式土器」の作成で、特徴であるふちの突起と側面の文様の再現に子どもたちは苦戦しながらも楽しそうに挑戦していました。

▽小学6年生
「昔の人って器用なんですね・・・」
「昔の人は電気とかなかったから、人の手で全て作って凄いなと思った」

子どもたちは最後に展示室で本物の土器を観察し縄文土器についての学びを深めていました。

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