山梨県の長崎知事が、現金1182万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、自民党の森屋宏県連会長は、党本部の党紀委員会で処分が検討されることを明らかにしました。

長崎知事が2019年、自民党二階派から現金1182万円を受け取りながら失念したとして、およそ5年間資金管理団体の収支報告書に記載せず、金庫に保管していた問題で、東京地検は、市民団体からの刑事告発を8月、嫌疑不十分で不起訴処分としています。

これを受けて自民党県連の森屋宏会長は、先週改めて知事から経緯の説明を受けたうえで、9月9日に党本部に対して党紀委員会で処分などの検討をするよう依頼したことを明らかにしました。

なお、この問題を巡って長崎知事は、自民党県連の常任顧問を辞任することを明らかにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。