大阪・関西万博は、紙チケットでも来場予約が必要な日が設けられそうです。
現在、大阪・関西万博の入場チケットは混雑の調整などを目的にウェブ上で購入できる電子チケットのみが販売されています。
しかし、「購入の手続きが複雑」などの指摘を受け、今年10月から来場予約が必要ない紙のチケットも全国のコンビニなどで販売されます。
ただ、混雑が予想される日は紙のチケットでも予約が必要として、博覧会協会は来年6月以降全ての土日などで予約を求める考えでしたが、大阪府市は「お盆や閉幕前1か月などに限定すべき」と意見が割れていました。
こうした中、9月13日の理事会では協会と府市で、少なくとも「ゴールデンウィークやお盆などは予約が必要」という認識で一致しました。
(2025年日本国際博覧会協会 十倉雅和会長)「安心安全のところと利便性と、これが正解だというバランスはないですが、もう一段努力してみんなで妥協できるところを求めていきたい」
また、会場へのペットの同伴についても、吉村知事はこれまで「限られた期間でもやるべき」という考えでしたが、理事会での賛成多数で実施の見送りが決まりました。
(大阪府 吉村洋文知事※博覧会協会副会長)「ペットの同伴を認める万博をまずここでやって次に繋がっていけばいいなというふうに思ってこの間やってきました。ただ、結論ですから、その結果には従います」
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