高齢者の移動手段として検討してもらおうと、広島県福山市で「近距離モビリティ」の体験イベントが開かれました。

体験会を主催したのは、ネッツトヨタ広島と、モビリティ製品開発の企業「WHILL」です。近場への移動手段の提案として、ネッツトヨタ広島で取り扱うスクーター型で四輪車の電動モビリティをそろえました。

こちらは3日に発売された「WHILL Model R」です。バッテリーが取り外せたり、車体を分解できるようになっていて、イベントで使うのは全国初です。

いよいよ体験スタートです。福山市役所までのおよそ900メートルを移動します。参加者は、手元のハンドルを操作しながら車を前に進めます。こちらのモビリティは、運転免許はもちろん、ヘルメットも必要ないのが特徴です。目的地の市役所へ到着しました。ゆっくり走ったため、走行時間は20分でした。

参加者
「(モビリティーは)安定もするし、軽い感じがするわね」

ネッツトヨタ広島 常務取締役 北野明彦 東部支店長
「年齢層、免許返納。この「WHILL」を通じて、お客さまと最後までつながっていたい」

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