タクシーなどの運転に必要な二種免許の取得をめぐり、警察庁は、教習所での技能教習の時間を現在の1日最大3時限から4時限に引き上げる方針を明らかにしました。1時限は50分間で、この引き上げによって教習日数も現在の最短7日間から5日と1時限に短縮されます。

警察庁が、今年1月から2月にかけて、東京と埼玉の教習所で1日3時限から4時限に引き上げた際の運転手の疲労度を調べたところ、ほとんど変化はなかったということです。

これはインバウンド客が多い観光地や、過疎地域でのタクシー不足の解消を目指す一環で、二種免許取得の負担を少しでも減らす狙いがあります。

警察庁はあすから来月25日までパブリックコメントを募集した上で、正式に決定し、早期の施行を目指す方針です。

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