自分たちの住む地域の景観から地域の持つ魅力や抱える課題を知ってもらおうという授業が11日、岩手県一関市の小学校で行われました。

一関市の厳美小学校で11日行われた景観授業は、景観を通して地域の魅力や課題を知ることで地域に興味や愛着を持ってもらおうと岩手県が実施しているものです。
厳美小学校で景観授業が行われるのは3年連続で、2024年は3年生の9人が参加しました。

子どもたちは最初に良い景観は守り、残念な景観は改善する必要があることを教室で学びました。
そしてこの後、実際に学校の周辺を散策し、近くにある国の名勝「厳美渓」などでそれぞれが印象に残った景観を写真に収めていきました。

教室に戻った子どもたちは撮影した写真を見せあいながら、「景観」といういつもとは違う視点で見た地域の魅力や課題について考えていました。

厳美小学校の景観授業は9月18日にも行われ、子どもたちがまとめた「大人になっても残したい風景」や「改善が必要な風景」などを発表する予定です。

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