青森県鰺ヶ沢町の小中学校の給食に地元産のスイカを使った「アイス」が提供されました。「葛(くず)」を原料とした“溶けないアイス”に、児童たちは普段食べるスイカとは違った食感を楽しんでいました。

鯵ヶ沢町の学校給食に出されたのは、地元の特産品のスイカを使った“溶けないアイス”の「スイカくずバー」です。「葛」を原料にしているため、時間が経っても溶けにくいのが特徴です。

児童たちは食後のデザートとして食べるのが楽しみで、主食を食べている間も気になります。

「スイカくずバー」は、鯵ヶ沢町内のスイカ生産者・工藤栄さんが子どもたちに地元のスイカを味わってほしいと提供されたスイカを使っていて、町内の老舗和菓子店「山ざき」の匠の技が加わり、500本の「スイカくずバー」が町内の小中学校の給食に出されました。

葛で固められたアイスの中には「スイカの果肉」と種に見立てた「チョコレートチップ」が入っていて、それぞれ違った食感を楽しんでいました。

児童は
「おいしい!」
Q.どんなふうにおいしい?
「スイカがシャキシャキしていておいしい」

「ゼリーみたいで最後はシャリシャリして、家で食べているスイカよりおいしかった」

鰺ヶ沢町では、今後も給食を通じた食育に取り組み、地産地消を拡大したいとしています。

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