今年7月、鳥取県南部町で小学生が乗った自転車と原付バイクが衝突する事故が発生し、原付バイクに乗っていた男性がその場から逃走。小学生は足にやけどを負いました。事故から1か月以上経った、9月2日、運転手と思われる男性が見つかったことがBSSの取材で分かりました。

事故の概要は?「気をつけろ!」と言って男性は立ち去るー

7月29日、鳥取県南部町で町内に住む小学5年生の男子児童が自転車で道路を横断しようとしたところ、対向してきた原付バイクと衝突しました。


原付バイクと自転車の両方が転倒しましたが、原付に乗っていた男性は、自転車に乗っていた児童に対し…

「気をつけろ!!」

そう言葉を残して、児童の足にかぶさるように倒れた原付を起こして、その場を後にしたというのです。

バイクが覆いかぶさるように倒れ小学生は足に重いやけどー

事故にあった小学5年生
「足の上に覆いかぶさるように、バイクが倒れてきました。足のやけど部分が熱かった」


バイクのマフラー部分が児童のふくらはぎにあたり、重いやけどを負いました。事故後の男性の対応に児童の母親は。

事故にあった子どもの母親
「自分だけバイクを起こして逃げていったという行動が信じられませんし、倒れている小学生の子どもを置いていくっていう気持ちも分からなくて、親としては悲しいです」

事故後、運転手に関する有力な情報はなく、警察や被害関係者が情報提供を呼び掛けていました。

事故から約1か月後 運転手とみられる男性見つかるー

そして、事故から1か月以上経った先週、原付バイクを運転していたとみられる人が見つかったということです。

警察によりますと、運転手は鳥取県西部地区に住む男性で、近所の人から警察に情報提供があったということです。

米子警察署が事故の原因や男性が逃走した経緯などについて本人から事情を聞くなどして、捜査を進めています。

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