パリ五輪・パラリンピック日本選手団と面会し、パラ選手団の田口亜希団長(右)に感謝状を授与する岸田首相=首相官邸で(佐藤哲紀撮影)

 第17回夏季パラリンピック・パリ大会に出場した選手団が11日、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相を表敬した。感謝状の授与式で首相は、「大会を通じて経験したことを、さまざまな場面で社会や多くの人々に還元していただきたい」と選手団に向けてあいさつし、今後の活躍に期待を寄せた。  パラリンピック選手団代表の田口亜紀団長は、「今回の日本選手団の活躍で次世代の選手が発掘、育成され、さらにパラスポーツが発展することを期待する」と支援の継続を求めた。  東京新聞を発行する中日新聞社社員でバドミントンの伊藤則子選手(48)=名古屋市守山区出身=も授与式に出席した。伊藤さんは、今大会で女子シングルスと混合ダブルスに出場したもののいずれも予選敗退。前回2021年の東京大会では女子ダブルスで銅メダルを獲得した。(坂田奈央)

パリ・パラリンピック日本選手団の表敬を受け、競泳男子の鈴木孝幸選手(中央左)から記念のシャツを受け取る岸田首相(同右)=首相官邸で(佐藤哲紀撮影)

感謝状授与式後に岸田首相(右端)らと懇談する伊藤則子選手(左端)ら=首相官邸で(佐藤哲紀撮影)



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