大阪府岸和田市にある障がい者施設職員の男3人が、入居者への暴行の疑いで逮捕されました。

 暴行の疑いで逮捕されたのは、大阪府岸和田市にある障がい者支援施設「岸和田光生療護園」の職員で、介護士の白間慎吾容疑者(26)、ベトナム国籍のドン・ドゥック・カイン容疑者(28)、ダン・タイン・ズオン容疑者(24)の3人です。

 警察によりますと、3人は今年2月、入居していた男性(50代)に対して、日常的に暴行を繰り返していた疑いがもたれています。

 施設の防犯カメラに、3人が男性に暴行を加える様子が映っていたことから、今回、逮捕に至ったということです。

 被害者の男性は先月、死亡しています。暴行との関連については確認ができていないということです。

 調べに対し白間容疑者は「暴力をふるったことはあります。イライラがたまり殴ったり蹴ったりしました」などと容疑を認め、カイン容疑者は「忙しいときに暴れたりするのでイライラして叩きました」と認める供述をするいっぽう、ズオン容疑者は「全く心当たりがありません、誰かと間違っていると思います」と容疑を否認しているということです。

 施設側は、3人の逮捕前、MBSの取材に対して「捜査中なので答えられない」などと話していました。

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