「俺はゴルフ専門の泥棒や」。主にゴルフクラブを盗もうと近畿2府4県にわたり、車上狙いなどを約300件繰り返したとされる男5人が逮捕・起訴されました。被害総額は約5500万円にのぼります。
窃盗などの疑いで逮捕・起訴されたのは、大阪府寝屋川市の無職・大滝康信被告（50）ら男5人です。
警察によりますと、去年8月～1月にかけて5人は大阪府内などでゴルフクラブなどを盗んだ罪に問われています。
その後の捜査で5人は、2023年8月～12月にかけて、大阪府内を中心に近畿2府4県で、ゴルフクラブを盗もうと車上狙いなど約300件繰り返したことを警察が裏付け、9月10日に検察庁に送致しました。被害総額は約5500万円にのぼるということです。
5人は高級住宅街で入念に下見をしたうえで夜間に犯行を行い、車のガラスを割ってから逃走するまで、わずか30秒から一分ほどだったということです。
大滝被告は自らを「ゴルフ専門の泥棒」と称し、ゴルフ経験がないにもかかわらず売値の高いゴルフクラブを見分けることができると話していたということです。
5人は、仲間の出所祝いの資金を集めるために犯行を始めたとみられていて、警察の調べに対し「300万円くらい儲かった」などといずれも容疑を認めているということです。
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