熊本県内での慢性的な交通渋滞を解消するため、国や県などが参加する協議会が開かれました。

九州地方整備局 福井貴規事務所長「きょうの議論が熊本の渋滞対策を一歩でも前に進められる場になることを期待する」

この協議会は、国や県のほか、県内のバスやタクシーの事業者などで作っています。

協議会によりますと、2013年に県内で309か所の渋滞場所を特定して対策を進め、去年9月までに26か所の渋滞を解消しました。

そしてきょう10日の協議会では、熊本市北区にある国道3号・四方寄町交差点や宇城市にある国道266号・松橋町松橋西交差点など、この1年間に10か所の渋滞を解消したと報告されました。

【渋滞場所】
▽2013年 309か所
▽去年 283か所
▽今年 273か所

一方で、熊本市内の174か所を中心に依然として渋滞は多く、TSMC進出で、菊陽町のセミコンテクノパーク周辺では渋滞が悪化しています。

そのため協議会では道路整備を進め、公共交通機関の利用を促すなど協力して対策を進める方針です。

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