愛媛労働協局は10日、松山市の飲食業「BALBONE」と四国中央市の清掃サービス業「アップスタート」が、国の助成金を不正に受け取っていたとして、支給を取り消したと発表しました。


愛媛労働局によりますと、このうち「BALBONE(バルボーネ)」は2021年6月から翌年2月までの間、実際に雇用していた従業員の賃金を会計書類に掲載せず、新型コロナ助成金計約170万円を不正に受け取ったということです。

取り消しは今年7月26日付で、不正に受けとった助成金は全額、返還済みだということです。


一方、「アップスタート」は2018年9月から2021年5月までの間、賃金に関してウソの書類を作成し、障がい者や高齢者など、就職が困難な人を雇い入れた事業者への助成金計約180万円を不正に受け取ったということです。

取り消しは今年6月14日付で、不正に受け取った助成金は一部、返還済みだということです。

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