宮城県岩沼市の竹駒神社で豊かな実りに感謝する神事「抜穂祭」が行われました。
竹駒神社の境内で行われた「抜穂祭」には、関係者ら40人が出席しました。
この神事は稲刈りが始まるこの時期に秋の実りに感謝しようと毎年行われていて、10日は神社の職員らが、500平方メートルほどの「御神田」に実った「ひとめぼれ」の稲穂を1本ずつ丁寧に抜き取っていきました。
今年は高温と台風による影響が心配されましたが、イネの生育は順調で、例年と同じくおよそ300キロの収穫を見込んでいます。
竹駒神社権禰宜 平澤紀穂さん:
「今年も昨年同様大変暑い日が続きました、その中でも稲が順調に生育し、きょうのお祭りを迎えることができた。今年の収穫に感謝して奉献したい」
稲刈りは11日行う予定で、収穫したイネは11月23日の「新嘗祭」で神社の本殿に奉納されます。
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