野球チームに所属する中学生2人を包丁で脅したなどとされる指導者の男の初公判が大津地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、滋賀県近江八幡市の野球指導者・小寺学被告(43)は今年5月、指導する野球チームの中学1年の男子生徒の顔や腹を複数回殴るなどしたほか、中学2年の男子生徒に包丁を突きつけ、「人刺すのは簡単やから」などと脅迫した罪などに問われています。

 9月10日の初公判で小寺被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 一方、検察側は冒頭陳述で「生徒の練習態度に腹を立て、缶チューハイなどを少なくとも15本飲みながら犯行に及んだ。目撃者には『ボールが当たってケガをした』との口裏合わせを求めた」と指摘しました。

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